製造工程(削り節製品)
1.原料入庫
節メーカーより原料が入荷します。
一般生菌数 103以下
耐熱生菌数 300以下
大腸菌群 陰性
2.冷蔵保管
冷蔵庫の温度を一定に保つことで、カビ・雑菌の
繁殖を抑えます。
温度5℃以下
3.原料出庫
4.異物除去
節表面の異物、雑菌等を洗い落とします。
回転ブラシ
5.蒸煮
殺菌すると同時に削り上がりをよくします。
【蒸煮庫】
温度 100℃±
圧力 1Kg±
時間 15分以上
6.遠赤外線焼軟加工
鰹節本来の旨味と香りを引き出します。
【遠赤外線加工機】
雰囲気温度 170℃±
中心温度 70℃以上
7.削成
原料を自動削り機へ投入します。
かつお節ラインと雑節ラインの2ラインに分けています。
合計15機の削り機があります。
8.マグネット
金属片を除去します。
【マグネット】
1.2T ・ 1.5T
(12000ガウス) ・ (15000ガウス)
9.計量
手作業で電子はかりを使用し計量しております。
10.内装袋詰め
手作業で袋詰め作業をしています。
11.窒素ガス充填
最新のチャンパー式の窒素ガス充填を導入しております。
⇒窒素ガスを充填することで、削りぶしの酸化を防ぎ
品質を維持します。
【自動充填機】
置換率 99.5%
12.金属探知機
金属混入チェックをします。
【金属探知機】
かつお節ライン Fe 1.5㎜φ SUS 2.5㎜φ
雑節ライン Fe 1.5㎜φ SUS 3㎜φ
13.外装箱詰め
全てを機械作業に頼らず、シール不良、異物混入の最終確認は
目視にてチェックします。
14.梱包
15.製品保管
品質保持のため、一定温度にて保管します。
常温 30℃以下